牛肉を食べるなら、せっかくなのでタンパク質をどのくらい摂れるのか知っておきたいですよね。特に「赤身100gで何g入っているの?」という疑問は、筋トレ中の方だけでなく、毎日の食事を整えたい方にもよくあるものです。
結論からいうと、牛肉の赤身は100gあたりおよそ18〜22gのタンパク質を含みます。ただし、ヒレやもも、ロース、バラなど、部位によって少しずつ違うんです。脂身の量や調理後の重さでも見え方が変わるため、数字だけで判断しないことも大切ですよ。
牛肉の赤身100gに含まれるタンパク質量の目安
赤身肉なら約20g前後が基本
牛肉の赤身100gに含まれるタンパク質は、一般的に約20g前後です。部位別に見ると、ヒレ肉の赤肉は21.9g、もも肉の赤肉は20.3g、ロース肉の赤肉は20.7gほどが目安になります。
つまり、牛肉を100g食べれば、卵ならおよそ3個分、納豆なら2パック弱に相当するタンパク質を補えるイメージです。もちろん食品によって含有量は異なりますが、主菜としてはかなり頼りになる量ですよね。
「赤身」と「脂身なし」は少し違う
同じ部位でも、「赤肉」と「脂身なし」では数値が変わります。たとえば牛もも肉は赤肉で約20.3g、脂身なしでは約21.9g。ロースも赤肉では約20.7gですが、脂身なしになると約21.7gが目安です。
これは脂身を取り除いた分、100gの中に占める筋肉部分の割合が高くなるためです。タンパク質をなるべく効率よく摂りたいなら、赤身の多い部位を選び、目に見える脂を外す方法がわかりやすいでしょう。
生の100gか、調理後の100gかを確認
栄養成分表の100gは、生の可食部を基準にしていることが多い一方、実際の食事では焼いた後の重さで考えることがあります。肉は加熱すると水分が抜けるため、焼いた後の100gは生肉100gより栄養成分が濃く見えやすいんです。
たとえば、生肉を焼いて80gになった場合、肉そのものが消えたわけではありません。水分が減っただけなので、食事記録では「生の重量」か「調理後の重量」かをそろえると、計算がぶれにくくなります。
牛肉のタンパク質量を部位別に比較
ヒレ・ももは高タンパクな代表格
牛肉の中でも、タンパク質を重視しやすいのがヒレ肉ともも肉です。ヒレ肉の赤肉は100gあたり約21.9g、もも肉の脂身なしも約21.9gで、今回の目安では特に高い部類に入ります。
ヒレはきめが細かく、脂が比較的少ないのに柔らかいのが魅力です。もも肉はヒレより手頃な価格で見つかることも多く、ローストビーフや炒め物など幅広く使えます。毎日の食事に取り入れるなら、もも肉は使いやすい選択肢だと思います。
ロース・リブロースは脂身の量で差が出る
ロース肉の赤肉は約20.7g、脂身なしでは約21.7g。リブロースは赤肉で約19.8g、脂身なしで約21.1gが目安です。数字だけを見ると大差ないように感じますが、脂質やカロリーまで考えると、選び方の違いが出てきます。
ロースやリブロースは風味がよく、満足感を得やすい部位です。脂を完全に避ける必要はありませんが、タンパク質を中心に考える日は脂身を少し落とす、焼く前に外すといった工夫が役立ちますよ。
バラ・タン・レバーも特徴を知れば選びやすい
バラ肉の赤肉は100gあたり約18.1g、脂身なしでは約20.5gです。牛タンは約16.4gと、赤身の代表的な部位に比べると少なめ。ただし、どちらも味わいや食感に特徴があり、食事の満足度を高めてくれます。
レバーは約19.5gで、タンパク質もしっかり含まれています。さらに鉄などの栄養素も含みますが、食べれば食べるほどよい食品というわけではありません。偏らないよう、さまざまな部位を組み合わせるのが安心です。
| 部位 | タンパク質量の目安(可食部100g) |
|---|---|
| ヒレ肉・赤肉 | 約21.9g |
| もも肉・脂身なし | 約21.9g |
| ロース肉・脂身なし | 約21.7g |
| もも肉・赤肉 | 約20.3g |
| バラ肉・脂身なし | 約20.5g |
| タン | 約16.4g |

牛肉の赤身はほかの肉と比べて多い?
鶏むね肉や豚ヒレ肉との違い
タンパク質量だけを比べると、牛肉の赤身が特別に突出しているわけではありません。鶏むね肉は100gあたり約23.3g、牛ヒレ肉と豚ヒレ肉はそれぞれ約21.9gが目安です。
このため、「タンパク質を最優先して、脂質をできるだけ抑えたい」という場合は、鶏むね肉が選ばれやすいでしょう。一方で牛肉には、鉄や亜鉛、ビタミンB群などを含むという特徴があります。数字の高さだけでなく、食材ごとの持ち味も見ておきたいところです。
タンパク質の質も考えてみる
牛肉に含まれるタンパク質は、体内で利用される必須アミノ酸をバランスよく含む食品のひとつです。筋肉や皮膚、髪など、体をつくる材料として欠かせない栄養素を補いやすい食材なんですね。
ただし、牛肉だけを食べ続ければよいわけではありません。魚、卵、大豆製品、乳製品なども取り入れると、食事全体の栄養バランスが整いやすくなります。主菜を牛肉にした日は、野菜や海藻、主食も一緒に組み合わせましょう。
脂質とカロリーも忘れずに
赤身肉は脂身の多い部位より脂質を抑えやすいものの、部位や商品によって差があります。霜降り肉やバラ肉を大きな量で食べれば、タンパク質と一緒に脂質やカロリーも増えます。
ここで大切なのは、脂質を悪者にしすぎないことです。脂は料理のおいしさや満足感にもつながります。普段は赤身や脂身なしを中心にしつつ、食べたい部位も量を調整して楽しむくらいが続けやすいですよ。

牛肉からタンパク質を効率よく摂る方法
まずは1食80〜120gを目安にする
牛肉を主菜にするなら、生の可食部で80〜120gほどをひとつの目安にすると考えやすいでしょう。赤身100gなら約20g前後のタンパク質なので、1食分の主菜として十分な量になりやすいです。
ただし、必要量は年齢、体格、活動量、健康状態によって異なります。毎食必ず牛肉を食べる必要もありません。朝は卵やヨーグルト、昼は魚、夜は牛肉というように、1日全体で分散させる方法もおすすめです。
調理で脂と水分をコントロール
赤身肉を焼くときは、網焼きやフライパンで余分な脂を落とす方法があります。煮込み料理なら、浮いてきた脂を取り除くと、口当たりも軽くなりますよ。
一方で、加熱しすぎると肉が硬くなり、食べにくくなることがあります。厚みのある肉は室温に少し戻してから加熱し、焼いた後に休ませると、肉汁が落ち着きやすくなります。おいしく食べられることも、継続の大切な条件です。
ビタミンや食物繊維も組み合わせる
牛肉だけで食事を終わらせず、野菜、きのこ、海藻などを添えましょう。たとえば、牛もも肉のソテーにブロッコリーときのこを合わせれば、彩りだけでなく食物繊維やビタミンも補いやすくなります。
主食を抜きすぎないこともポイントです。活動量が多い日にごはんやパンを極端に減らすと、エネルギー不足で疲れやすくなることがあります。牛肉のタンパク質を活かすためにも、主食・主菜・副菜の組み合わせを意識してみてください。
牛肉のタンパク質に関するよくある質問
Q1. 牛肉の赤身100gでタンパク質は何gですか?
A. 部位によって異なりますが、約18〜22gが目安です。ヒレ肉の赤肉や、脂身なしのもも肉なら約21.9g、もも肉の赤肉なら約20.3gほど含まれます。
商品表示や調理状態によって数値は変わるため、厳密に管理する場合は、購入した商品の栄養成分表示と重量を確認しましょう。
Q2. 牛肉は鶏肉よりタンパク質が多いですか?
A. タンパク質量だけなら、鶏むね肉のほうが多いケースがあります。鶏むね肉は100gあたり約23.3g、牛ヒレ肉は約21.9gが目安です。
ただし、牛肉には鉄や亜鉛などを含むという特徴があります。どちらが優れているかを決めるより、目的や好みに合わせて食べ分けるのが現実的ですよ。
Q3. 牛肉を毎日食べても問題ありませんか?
A. 量や部位、食事全体のバランスを考えれば、牛肉を取り入れること自体は可能です。ただ、脂身の多い部位に偏ったり、野菜や魚、大豆製品が不足したりしないように注意しましょう。
赤身肉を中心にしながら、ほかのタンパク質源も組み合わせると、食事の幅が広がります。持病がある方や食事制限を受けている方は、個別の指示を優先してください。
牛肉の赤身100gは約20gのタンパク質が目安
牛肉の赤身100gに含まれるタンパク質は、部位によって差があるものの、およそ18〜22gです。特にヒレ肉や脂身なしのもも肉、脂身なしのロース肉は、約21〜22gと高めの数値が目安になります。
選ぶときは、タンパク質量だけでなく、脂身の量、調理方法、食べる量にも目を向けてみてください。赤身肉を上手に取り入れ、魚や卵、大豆製品、野菜などと組み合わせれば、無理なくバランスのよい食事を続けやすくなりますよ。
